高等学校の定員割れ問題

地元大阪で、大阪府立高校の後期入試だったかな?

倍率が発表された時に、ある意味衝撃であった。

元々、どの都道府県でも伝統ある公立高校は間違いなく偏差値も高め。

旧制中学から高校になったわけなので、昔から勉強の出来る生徒が集まってくる。

今回、寝屋川高校や八尾高校、鳳高校といった伝統ある学校で、

倍率1を切る、0.9〇ほどの倍率となっていたようだ。

去年や数年前では1を超えていたようなので、今年の数字はある意味驚き。

実は大阪では、ほとんどの公立高校が定員割れを起こしているようで、

私学授業料無償化の影響がここ数年で一気に加速したということになる。

大阪私学は毎年2月10日に入試を実施し、発表は12日ぐらいかな。そこで

決まってしまえば、だいぶ気が楽になるというもの。ここから勉強はせずに

高校に進学できるなら、早めに決めてしまう私学のほうがいいと思う生徒がいても

変ではない。しかも、授業料は無償になるというもの。

(ちなみに、授業料のみですからね。入学金、制服代等は各家庭負担)

しかし、先にかいた伝統ある高校が定員割れを起こしたのはこれが原因ではないのですね。

実は、大阪に限らずだと思うのだが、

各都道府県、中3生が全員入学できるように、

定員数は少し多めに設定してあるわけです。

だから、定員割れというのは必ず起こるもの。

さらには、倍率が高めならある年から

1クラス分増やして募集する高校もある。

確か今回、寝屋川高校なんかは

定員が増えていたのではなかったかな?去年より。

ここの仕組みをもっと報道すべきだよ。

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